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~はじめに~

私たちが住むこの地球では、世界の経済が発展を遂げ生活が豊かになっていく反面、一部では地球の自然が破壊されているという見過ごすことが出来ない現状があります。環境問題には地球温暖化・海洋汚染・水質汚染・大気汚染・森林破壊と大きく5つの問題がありますが、その中の水質汚染では、生活排水が主な原因とされています。また、汚染水はやがて土壌汚染という形で二次汚染をも引き起こす可能性があるのです。

驚くべきことに、世界の水質源は私たちが飲み水として利用できる水は地球全体のたった0.01%にも満たなく、海水が98%で淡水が2%、その大部分は南極や北極の氷山などだそうです。

また、一日一人あたりの水の消費量は、アメリカについで島国の日本が第2位となっており、裕福な生活をしている一方で途上国の生活を破壊しているのです。(※輸入している仮想水を含む)

世界では世界人口の約40%以上が水不足に悩まされており、過去には水紛争がおこっている国も少なくありません。現在、世界の約7億人が水不足の中で現在も生活しているのです。水が植物を育て生物を育て、水不足は大規模な食糧不足にも繋がっていくのです。

人間では成人の平均的な水分量がおよそ60%といわれています。充分な水分を取ることで体に必要な機能を遂行してくれるのです。

まさに水は地球にとっても、その中で生きる人間(生物)にとっても大切な命の水なのです。

2020年からは新型コロナウイルスが世界中に猛威をふるい経済を圧迫している中、環境汚染では大気や水害などの有害物質の排出が劇的に減少している等の報告が各国で報告されています。これは、人間の手によっていかようにもなることを証明したとの見解もあり、コロナ禍の後こそ「グリーン・リカバリー」という考え方が必要と言われはじめています。

こうした世界的に厳しい状況下の中でも環境気候変動の問題や新しい経済の在り方など、一人一人が出来ることを考えていく時がやってきました。我々の業界にかかわりのある水環境問題も含め、国連サミットではSDGsが2015年9月に採択されました。(※ SDGs とは、持続可能な開発目標という意味です)

当社では SDGs の世界を変えるための17の目標の一つである6番目の「安全な水とトイレを世界中に」に基づいて、まずは、水環境を整える為に合併浄化槽の推進と水環境に関して一人一人の意識づけに取り組んで参りたいと思います。

これからの地球の未来のために、未来を担っている子供達のために、まずは自分たちが出来ることから少しずつ・・・